無限なる輝きの果てに(滝沢歌舞伎ZERO 2022)

滝沢歌舞伎ZERO 2022に行ってきました。
大好きなひとが、そこにいました。



得も言われぬ感情を抱き、わたしの語彙力ではどうにも語り切れないのだけれど、ただひとつ言えるのは「どうやらわたしは向井康二くんがとても好きみたいだ」ということ。



今更?って思われるかもしれないけれど、本当にそう思いました。



今まで自覚していた「好き」とは比にならないくらいの、とてつもない「好き」を思い知らされたとでも言えばよいのでしょうか。「あぁ、好きってこういうことなんだ。どうやらわたし、康二くんのこと、とんでもなく好きみたいだ…」って思ったんです。


上演中ずっと



康二くんに心奪われて、



康二くんに魅せられて、



康二くんが好きだった。



自分でも驚くほど、康二くんが好きだった。
胸が、康二くんへの思いでいっぱいだった。
目が、康二くんを追うのに必死だった。
全身が、康二くんが好きだって叫んでた。


滝沢歌舞伎に限ったことではないですが、舞台が始まるときの、音楽が高鳴って胸がときめくあの感覚がとても好きです。わたし、このために今日まで頑張ったんだよね。そうだそうだ、わたしこの瞬間のために生きてるんだったって改めて思える、大好きな演劇の世界。生ものの「エンタテイメント」がそこにありました。


少し話は逸れるのですが、先に近況を少し。
こんなことを言うと心配をかけるかもしれないけれど、最近のわたしは正直に言ってかなりギリギリだと思います。戦っている人に対する心無い誹謗中傷を目にすれば涙し、いくらでも修正できる些細な仕事のミスでひどく落ち込んで帰りの電車で号泣し、久々に会った母の顔を見れば嗚咽するような精神状態で、自分でも結構やばいなって今も思っています。(このブログを書く時、どうしても暗い話題が多くなりがちで本当に申し訳ない…)

こういう不安定な状態になるのは、おそらく康二くんに救われた2020年6月以来、人生2度目のこと。このはてブロでも記事にしましたが、当時疲れ切って不安定だったわたしの心を、人生を、「ごめん、ケガない?」のたった一言で救ったのが康二くんでした。
元々あんまりメンタル強いタイプでもないし、些細なことで落ち込んだりするタイプ。4月以降、人の冷たさに触れる毎日で、どうしても心の傷が治らないままに闘わなければならない状況下。正直、ボロボロ。

5月13日。明日はやっと滝沢歌舞伎にいけるというのに、こんな精神状態で大丈夫なのか?と思い悩み、普段あまり暗いことは書かないようにしているTwitterに、本音を打ち明けました。

優しいリプ、マシュ、LINEくれたフォロワーさんやお友達、本当にありがとうございました。

この日の夜は、わんわん泣いて、泣いて泣いて泣き疲れて寝て、翌朝わたしは大泣きしたあとのけだるさを抱えながらも、少し晴れやかな気持ちになっていました。吐き出してよかった。演舞場につくと、心の晴れやかさは増し、着席すると不思議と気持ちが落ち着いていくのを感じました。劇場がもつ、特有の雰囲気がわたしは好きです。


そして始まる滝沢歌舞伎ZERO 2022。
オープニングの軽やかなパフォーマンスのあとに現れたSnow Man。シルエットだけでも、あれが康二くんだ、とすぐわかる。そして光に照らされて9人の顔が見えた瞬間、冒頭に言った通り


「この瞬間のために生きてる」


そう思いました。
エンタテイメントには、そう思わせる力がある。

康二くんが、Snow Manが舞台に立っている姿を見た瞬間、すべて報われた。すべて救われた。

人の冷たさに触れたとしても立っていられるのは、足を前に踏み出せるのは、言葉を発せるのは、なんとか気持ちを保って帰りの電車まで涙をこらえられるのは、希望をくれるエンタテイメントを享受できる時代に生きているからだと心から思いました。
依存はせず、大好きな人がいなくても生きていける自分でいようと常日頃意識しています。人生を好きに選択してほしいから、彼らがいつか別の選択をしたくなったとき、ファンに遠慮することがないように。自身の依存が彼らを悲しませないように。だけど彼らがいなければ、きっと世界の彩度は全然違う。地面を踏みしめる力強さも、選ぶ言葉も、涙が溢れるタイミングもきっと違う。わたしはまた、そして確かに、救われました。

(これだけ重くて長いブログ書いてるのに、まだ滝沢歌舞伎の序盤も序盤、ひらりと桜以前の話してるからこわいよね…。ここからは演目別に、思ったことを一気に書き連ねていきます。)



〇ひらりと桜
康二くんの髪はオールバックにセットされ、わたしが大好きな彼の額と生え際がとても綺麗に見えました。あの額、国宝級ですからね。

大量の桜の花びらをかき分けて前に進み出た康二くんは、やっぱりかっこよかったです。頭の上にさくらの花びら乗っかってるの、どう考えても可愛いはずなのに「かっこいい」しか言葉がでない。凛然とした美しさ、佇まい。大好きな大好きな康二くんでした。康二くんってかっこいい。ずっとかっこいい。純度100%でかっこいい。



〇いつか
ひとりずつ出てきて、ピンに照らされて歌うのが素敵でした。特に印象的だったのは、暗がりの中、上手から出てきてスタンバイする佐久間くん。暗がりでも、ほかのメンバーにライトが当たっていても、姿勢・歩き方が「魅せる人」のそれで、本当にかっこよかった。そしてラスト、康二くんに合流するみたいに9人がそろったときは、やっぱり泣いてしまいました。



〇Breezer
ミスターラウールの美しいこと!!!!どこからどうみても大天使。白インナーと白のロングシャツに合わせた黒のパンツで、足の長さが映える映える!!シャツに空気をはらませて踊るミスターラウールはどこまでもきらめいていて、「希望」を可視化できたらこんな感じなんじゃないかと思いました。あとは振付がめちゃくちゃよかった。YOSHIEさんですよね?ほんと、さすがです。目黒くんとラウールさんのモノクロのコントラストも綺麗で、どこまでも「対」を感じる演出でした。なるほど、これがめめラウBreezer…



〇Into the sky
深澤さんなんであんなに袴似合うんでしょうか。恋です。以前から思ってたんですが、深澤さんもなかなかの他担狩りではないでしょうか。「狩る」といっても、他担を降ろさせて自分の担当にするんじゃなくて、他担のままに、恋だけさせられるみたいなところある。リアコ枠怖すぎ、好きすぎ。皆さんご存じのことと思いますが、私は深澤さんが相当好きです。ダンスも歌も好きです。ところで深澤さんに本格的な殺陣やってもらいたいな。
舘さんはさすがの佇まいで、彼がいると締まるなと思いました。メンカラの刀を振り回して戦うの、舘さんが一番迫力あったし、一番斬られたい。もう一度言うけど、一番斬られたい。
ちなみに渡辺くんは七五三を連想しました。袴可愛い。真ん中に立ってても歌ってても刀ふってても、記念写真撮りたくなった。渡辺くんっていつからあんなに可愛くなったんだっけ…?なべしょ時代の渡辺くんの面影はどこにおいてきたんだっけ?



〇変面
私生活がバタバタしていて、レポを全然漁れないまま観に行ったわたしは「え、今回変面1人なんだ!?」から入りました。でも、顔が見えなくてもわかる。あれは確実に岩本さん。衣装を操る指先まで美しくて、さすがの一言でした。
佇まいと動きだけで観客を楽しませなければいけないって、相当ハードル高いと思うんです。変面は伝統芸能とはいえ、お面が次々と変わっていくだけで全観客が満足するわけじゃない。お面を変えるタイミングも、コンマ1秒の差で見え方変わると思うし、仕掛けは機密で失敗できないプレッシャーもある中、魅せきった岩本さんはかっこよかったです。



〇My Friend
康二くん…かっこいい(それしか言えないの?)本当にかっこいい。康二くんの優しくて甘くて泣きそうな声が好き。康二くん好き。康二くんのことになると急に語彙力低下するの本当にどうにかしたいけど、言葉にできないようなかっこよさを湛えている康二くんがいけないと思う。いや、康二くんがいけないことなんてないけど。衣装も最高だったんですよね。康二くんに似合わないものってないんですか?歌も良くて、阿部くんの声と康二くんの声は相性がいいなと思ったし、あの2人だから出せる空気があった。あと康二くんかっこいい。
それと、後ろでフライングしてる佐久間くんの体幹を見てぼんやりと(佐久間くん1回、SHOCKのリボンフライングにトライしないかな…)と思いました。天使降臨すると思うんだけどどう?
あべさくというSnow Manの「こーじを可愛がり隊」ツートップ×康二くんの図なのに、可愛さ皆無で120%かっこいいに振り切ってるのが新鮮でした。この3人が楽屋でくっつき虫とかしてるのか…と思ったら感情がぐちゃぐちゃになりました。康二くんかっこよかった。語彙力の限界を超えるアイドル。わたしは悪くない。



〇腹筋太鼓
考えるな感じろの世界だと思っているので、これについては言葉にはしません。しいて言うなら、叩き終わったあとにバチをくっと持ち直して終える康二くんが好きでした。



〇Feel the light, Lovely
康二くんの衣装考えたひとーーーーーーーーーーーー!!!!!!お礼を言わせてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!一瞬歌番組かと思ったくらいには舞台っぽくない衣装だけど、シンプルでおしゃれで恋でした。フレアパンツ、シャツ、ベージュのベスト…えっと、その、、恋でした。なんといっても…恋でした。舘さんの衣装も素敵だったし、深澤さんも安定のふっかさん仕様の衣装(ふっかさん仕様とは)でやっぱり恋でした。振付もめちゃくちゃ良かった。あまりにもよかった。これもYOSHIEさんですよね?頭あがりませんね…
一幕で一番好きな演目だと思うけど記憶が「好き」「かっこいい」しかなくてあまりにお粗末だからあんまり語れない。好きなものほど記憶をなくすタイプなので仕方がないです、これは。



滝沢歌舞伎ZERO
(↑これ生化粧以降の演目名でいいの?そこのところ、よくわかってない)

化粧のとき、今年からマイクスタンド導入されたんですね。化粧しながらも常にマイクに手を伸ばしてた康二くんも仕事人でめちゃくちゃ好きだったけど、冷静に考えて早化粧してるのにハンドマイク持たせるのハードすぎるからスタンド導入されて良かったと思います。鬢付け油の塗り方が丁寧な康二くん好きだし、羽二重つけるときの表情もクッとしてて好きだし、白塗りするときになぜかお顔膨らませるのが妖精さんかと思ったし(滝沢歌舞伎で唯一康二くんが「かわいさ」を出した瞬間でした)、筆を引くときにもう片方の手で支えてる康二くんも最高に好きでした。康二くんって、指も手首も腕も綺麗だから、顔以外にも楽しめる要素が多くてとてもよかった…よかった…

歌舞伎部分では、本来の歌舞伎でもよくつかわれる衣装替えの引き抜き!康二君の衣装替えは「ぶっ返り」と呼ばれる手法のものかなと思うんだけど、引き抜きがとても好きなわたしとしては、あそこはとても高まります。好きです、とても。
そしてさらに、花鳥風月に合わせて披露された連獅子、WSで見てた時は「これ、アップじゃないと誰が誰かわかんないんじゃないの…?双眼鏡ならわかるかな…」とか思ってたんですけど、肉眼で全然問題なく分かる。余裕で分かる。絶対にあれが康二くんだって一瞬で分かるから驚いた。どれが康二くん?って言われたら即答で「あの一番かっこいい獅子だよ」って答えますね(ちゃんとみんなかっこよかったですよ)。改めて、お化粧した康二くんがとってもかっこよく見えました。好きです。



〇鼠小僧
オープニング映像で官兵衛の歯を抜いてくれた人ありがとう。わたしは官兵衛が好き。康二くんが好きか官兵衛が好きか選べって言われたら一生悩んでしまうくらい官兵衛が好き。官兵衛の悲しい過去(があるはず)をいつかわたしが受け止めたい。

ところで金さんが死ぬのは知ってたけど、あんな冒頭から死んでると思わなかったです。死んだ経緯とかなんかもっとないの?!それから、つば太郎と金さんの思い出が「富士急」だったの、結構ぶっ飛びました。

お丸「ふたりで行ったの?」
つば太郎「はい」
わたし「え」

え、康二くん抜きで佐久間くんと椿くんが富士急行ったんですか?もう一度聞きますけど、康二くん抜きで?なんで???どうして???なんで????お丸「金さんとの思い出は?」つば太郎「富士急」のあと、金さんがめっちゃ笑ってたの可愛かった。つばさくという新ジャンルがここに爆誕しましたね。あと、犬の紹介の時に「ステフォで見たやつこれかー---------!!!!!」と思いました。頭は金さんで体は金ちゃまって、これどこのシーンなんだろう…って思ってた。

そしてついに黒影組の登場。康二君が一番身長低いはずなのに、それを感じさせない圧倒的な頭領感。普段の康二くんが可愛すぎてつい忘れがちだけど、康二くんの目ってガラス玉みたいに綺麗だから、目の使い方次第で冷たさも出せるんだよなって官兵衛見るたびにはっとする。ちなみに、小春の形見の手拭いを抜き取る演出がいつからか無くなったようですが、以蔵の肩に置かれた官兵衛の手が、以蔵の服をぎりぎりと掴んでいるのが痺れました。それから、バルコニーに出てくるとき、半兵衛と以蔵の話を聞きながら、計略を練るみたいに刀にかけた手の指をパラパラ動かしてたのがたまらなく好きでした。個人的な感想ですが、官兵衛は去年ほどの気持ち悪さはなくなった気がします。今年の官兵衛はより理性的で、でも、理性がある方が物悲しくも感じられて好きでした。

これは演技をしたこともない素人の意見なので間違っているかもしれないけれど、悪役の演技の方が一般的に「すごい」と思われやすのではないかと思うことがあります。ぶっ飛んでたり、大声出してみたりすればそれっぽくなりやすいというか。でも初めて官兵衛を見た時、その域を超えていると思ったのを覚えていて、ぶっ飛んでるとかじゃなくて「気持ち悪さ」があったのがとても恐ろしかった。だけど、今年の官兵衛はこれまで以上に理性を感じるし、気持ち悪さも抑えられているのに「悲しみ」が感じられた。悲しい人に見える悪役って、個人的にとても好きな演じ方なので、官兵衛がまた進化してる…!!!って震えちゃいました。康二くん、きみは一体どこまで行くの…すごいよ…

14日の昼公演の辻斬りシーンは銀さん「服装が汚いんだよ!」官兵衛「…(じっと服をみたあと、半兵衛と顔を合わせる)」でした。大丈夫、薄汚れた服装がめちゃくちゃかっこいいよ!!!!!好きだよ!!!!官兵衛FIGHT!!!!!!!!!

そして大詰め、石神井の森での決闘シーン。下で別の人と戦う新吉に、上から狙いを定めるみたいに目線を飛ばしてるのが好き。一瞬だけど、細かく丁寧な演技だなぁと思いました。新吉と戦ってるとき、上の方で端まで追い詰められた官兵衛が一瞬後ろを確認するのが好き。さすがにかっこいいが過ぎるよ。行き過ぎです、官兵衛さま。どこまでも物悲しくてかっこいいお人。



〇WITH LOVE
康二くんの優しい歌い方が心にしみる一曲。康二くんのソロパートの歌い出し、一音一音を丁寧に押し撫でるみたいな「こどう…」が堪らなく好きでした。目線の配り方、指先、あぁこの人のパフォーマンスが大好きだって最後までずっとかっこよくて、ずっとかっこよかった。


最後に。
ほとんど康二くんの話しかしてなくて申し訳ないけれど、わたしはこうして「あぁわたし、康二くんのことすごい好きみたいだ…」と思い知らされたのでした。そしてこのブログを書き終える今、私は最近の辛い環境のことなんてすっかり忘れているのだから、アイドルってすごい。

わたしは今日もアイドルを愛しています。彼らが無限なる輝きを放って駆け抜けたその先に、今よりさらに大きな大きな幸せがありますように。

きみを好きでよかった

2020年6月27日
向井康二くんを好きになったあの日


あれから1年が経ちました。


毎日目が覚めるたびに「今日もこーじくんが好きだ」と思うし、寝る前に「今日もこーじ君が好きだった」と思う。1年経った今も彼のことが好きで好きでたまらない。

彼を好きになったときは、当時の沼落ちブログにも書いたとおり、目の前の世界が本当に地獄に見えていた。

moz.hatenablog.com

私の環境が本当に地獄だったのか(間違いなく天国ではなかったけれど)、はたまた地獄のように見えていただけだったのか、今となっては分からない。でも、本当に些細なことで心が揺さぶられていて、靴紐がほどけただけでどうしよもなく悲しくなって、道端で座り込んで泣いたこともあったほど。耳に入ってくる心無い言葉、罵詈雑言。意見と暴言の境目がぼやけていき、自分はどこに向かっていて、果たして今やっていることは正しいのか、意味を成すのか、また家族には会えるのか。そんな不安に苛まれる日々だった。



誰かを傷つけることが正当化されることはあってはいけないけれど、一方で当時の社会は未曽有の事態に混乱していて、他人を思いやる余裕のないひとが一定数いたことを、そして今も少なからずいることを少し仕方なくも思う。それほど、社会は疲弊している。



しかし、社会が混沌とし、優しさや愛を見失いそうになる中にあって、さらにはドッキリにかけられてもなお、彼は見たこともない猿を心配していた。普通ならいるはずもない猿に「君だれ?」と問いかけ、驚いた拍子に猿に危害が及んでやいないかと心配し、


「ごめん!ケガない?」


と声をかけた。
カメラが仕掛けられていることすら把握していない中、状況も飲み込めない中、彼は猿の心配をしていた。


わたしはあの日、泣きたくなるほどの優しさを当然のように身にまとう彼に、まぎれもなく救われた。自分が生きているこの同じほしの上にこんなにも優しい人がいる。今目の前に広がっていると思っていた地獄は世界のほんの一部でしかなくて、世界はもっと広く、果てしなく優しく、どうしようもなく美しいものなのだと信じることができた。たかが一言。それも自分に対してではなく、一匹の猿に向けられた一言。でも、その一言がいとも簡単にわたしを救った。


あれから1年。これまでの彼の苦労も、過去も、どんなにどんなに調べても追いかけても、知るには限界があった。これまでの彼を応援してこられなかったこと、支えてこられなかったことを、悔しく思うことがないわけではない。でも、わたしは出会うべきタイミングで彼に出会ったのだと思っている。わたしはあの日に彼を好きになってよかった。あの日に彼の優しさに触れたことに意味があった。デビューしてくれてありがとう。これまで頑張ってきてくれてありがとう。おかげであなたを知り、応援することができています。


この1年、実は、彼に救われたあの時よりも仕事が忙しくなったこともあった。フォロワーさんには「いつか倒れる」と心配され、自分でも「さすがにそろそろ倒れかねない」と危機感を覚えた。1~2時間しか寝られない日々が続いたときも、寝坊するどころか、起きられないんじゃないかという不安が勝ってしまうようで、「寝坊した!?!?」と焦りながら30分で起きてしまう始末。健康面で褒められた働き方ではないのは間違いないけれど、それでも精神的には、彼に救われたあのときよりもずっとずっと安定していた。どんなに忙しくても、いつも心にこーじくんを存在させた。疲れていても「もみあげ手裏剣!」のひとことで気力が湧いた。テレビが見られなくても、連載を読む時間がなくても、同じ世界に彼がいるという事実だけで落ち着いた。


彼を好きになったから強くなったのでも、安定していられたのでもない。彼を通して「人は、あんなにも当たり前みたいな優しさをまとうことができる」と知ったことで、わたしは強くなったのだと思う。


おかげでわたしは毎日笑っている。こーじくんのお誕生日にお祝い!!とか言ってお寿司に5万以上使っちゃうし、オレンジの花束抱きかかえて東京の街をヒールで走り回っちゃうし、使い方が全く分からなかったアクスタの写真を不慣れながらも撮ってみたりもするようにもなったんだよ。今もこーじくんのテニス姿が見られると知ってしまい、楽しみすぎて興奮して眠れないし、本当に幸せだよ。


こーじくんと、こーじくんの大切な人たちが笑っていてくれたらそれだけで充分。会えなくても、現場に入れなくても(頑張って会うし頑張って現場も入るけど)、こーじくんが幸せならそれでいい。こんなにも純粋に誰かの幸せを願えること自体が、とんでもなく幸せだよ。だからこーじくんは、もっともっともっともっと、どうしようもなく世界に愛されてください!!!!



今日もこーじくんが大好きでした。
そしてきっと目が覚めても。

猿出の新規、強さと優しさの色を知る(#E7BB5E)


大好きな人に、初めて会った。
大好きで大好きでたまらないひとを、
初めてこの目に映した。


その瞬間の感情をただ書き残したくて
また久々にこのブログを書いている。



彼を好きになったのが2020年6月27日。



好きになってから9か月半。
運よく入れることになった滝沢歌舞伎


やっとだった。
でも、あらゆるエンタテイメントの場が消えゆく中にあって、たった9か月半で会えるのだからむしろ幸運なのだろう。



「たった一度だとしてもかまわない」
「もう今後二度と会えなくてもいい」


本気でそう思っていた。



実はSnow Manのメンバーで唯一、本当にただひとりだけ、向井康二さんのことだけは直接見たことがなかった。



実在する彼を感じて
あの日救ってくれた彼が輝いている瞬間を
この目に映すことができたら。


彼をこの目に捉えて
胸の中で感謝を唱えることができたら
それだけで。


自己満足でしかないけれど
そういう気持ちだった。



もちんろん「好き」だし、
なんなら「大好き」だし、
かっこいいし、可愛いし、尊敬している。


でも彼を好きになった日に感じたのは救い。


この世の中に、
今わたしが生きているこの世界に、
こんなにも心優しいひとが存在している。
そんな救い。


(出会いは過去記事参照)
moz.hatenablog.com


どんな感情が生まれても
前提にあるのは感謝だった。
舞台に対するワクワクした興奮すら
軽く上回ってしまうほどに込みあがる
重たくて自分でも処理しきれない感情。


それでも開演は刻々と迫り
心を落ち着ける暇などないまま
幕は上がる。


幕の向こうの眩い光
その世界観に一気に引き込まれ
舞い踊る桜に、体中が魅了された。
涙が一筋だけ零れて、視界が霞んだ。


泣いていたら彼らが見えない。
でも、涙を拭う仕草すら惜しいほど。


立てる舞台に全力で取り組み、
輝いている、大好きなひとたち。


そして、初めて目に映す
その中でも特別に大切なひと。



あんなにも素直で
あんなにも綺麗で
温かくて、寂しがりやで。

どこか哀愁があって
孤独で
高潔で

愛されたいと言いながらも

愛されるためではなく
当たり前に人を愛するひとを

繊細だけど強くて、
きちんと自分自身を大切にしていて、
それなのに人のためになら
自分を犠牲にしてしまうひとを


どうして好きにならないことができるだろう



そして自分は今、好きになったその人をこの目に映せているのだと思ったら、もう何も思い残すことはないと思った(死ぬの?)。



わたしが初めて見た向井さんは
輝いていて、確かに存在していました。



特別な人を、初めてこの目に映した、
あの日あの瞬間の得も言われぬ感情を
きっとずっと忘れない。






ちなみに、この公演は
同担のお友達と入った。


いつも前向きで優しくて
康二くんのことが大好きなんだって
ツイートからひしひしと伝わってくる
とても素敵なお友達(フォロワさん)で
会いたくても中々会えなかったのだけれど
この公演を機にやっと会えることになった。


向井担の方は本当にみんな優しくて驚く。
彼女も例に漏れず、しかしその中でも圧倒的に優しくて。そんなお友達と一緒に康二くんを見られているんだと思ったら相乗効果になって、会場にいる間ずっと、いろんな感情が溢れてとまらなかった。


結果、滝沢歌舞伎を観た感想は
「わたしは人に救われて生きてる」
(情緒がすごい)


本当は、演技とか、
作品へのすばらしさとか
色々と感じたことがあったのだけれど
文字に起こすにはあまりにもおぼろげで
遠い記憶のようになってしまった。
まるで夢のようで。


座った席はとても見やすくて
官兵衛がとにかく近くて。


官兵衛が出てきた瞬間には、
ついお友達と寄り添った。
(初対面なのにね。)


誰かと寄り添わずして
正気を保てるとは思えない
存在感、空気、


そして、多少は誇張というか、あくまでも喩えだと思っていた彼の瞳の色は、光が当たると本当にハチミツ色だった。


茶でも金でもなくて
本当にハチミツ色だった。


こうしてわたしは、この世の光をすべて吸い込んだみたいな康二くんの瞳に魅了されて、もう二度と会えなくてもいいという冒頭の気持ちにちょっぴり自信を失ったのでした。


エンタテイメントを楽しむことが当たり前ではなくなった世の中。彼らがまた舞台に立てる日を、彼らの輝きがまた沢山のひとに降り注ぐ瞬間を、待ちわびながら今日を生きよう。

向井康二のすゝめ ~彼を高みにつれてって~




向井康二さんに、
演技のお仕事をください。






滝沢歌舞伎ZEROを観た。
向井さんの官兵衛を観た。
一言でいえば、「衝撃」だった。


滝沢歌舞伎ZEROを観ることをとても楽しみにしていた。けれど、わたしが楽しみにしていたのは、滝沢歌舞伎という舞台作品そのものというよりは、その裏にあるストーリーや、9人の覚悟を感じることだった。滝沢さんから引き継いだ舞台。初めて9人揃って立つ新橋演舞場。それがどのようなものだったのかを知りたかった。実際に観てみたらやはり、わたしが知りたかった9人の覚悟、座長という重責を負う彼らが映し出されていたし、初期メンバーの6人がみんなを鼓舞し、経験の浅い(もしくは無い)3人が必死で食らいつている姿に心も打たれた。陳腐な言葉で迂闊に感想を述べられないくらいの緊張があって、それらは全く期待を裏切らない内容だった。


しかしひとつだけ
想定外だったことがあった。


向井さんの演技だ。


本当に失礼な話だけれど、滝沢歌舞伎を観る前のわたしは「あの舌ったらずなこーじくんが、舞台で台詞を?」と、思っていた。彼が努力家なことは分かっているけれど、滑舌や演技力は努力だけでは限界があると思えたし、わたしが知る限りの彼は決して器用な人ではなかったからだ。


だから2幕が始まって、官兵衛が登場したときには心底驚いた。


そこには、唸り、憎み、高笑いして目を見開く、狂気に満ちた彼がいた。


これが、向井康二
あの可愛い、向井康二


メイクは良く似合っていたけれど、見た目は遠目にもはっきりと向井さんだと分かった。どうしたって向井さんなのに、ここにいるこの人は、誰?

「江戸を血の海にしてやれえ!!!!!!」


気迫に息をのんだ。
空気が、震えていた。


薄気味悪さが、
ねっとりとした厭らしい気配が、
彼に纏わりついていた。


そして滑舌も良かった(なんで?)。


「こうしたら悪役っぽいかな」と、頭で考えてできるレベルは超えているように思えた。「頑張っている」ように見えてしまうこともなく、もう当たり前のように官兵衛で、そこにわたしの知る向井さんはいなかった。


そしてそんなわたしが滝沢歌舞伎の衝撃を消化しきれないまま、次に観たのが「白い巨塔」だった。


豪華キャストで、実力派俳優に囲まれた作品だから、決して彼の演技が飛び抜けていたわけではなかった。それでも、見ている人がちゃんと彼の味方をしたくなったし、もっともっと経験を積めばさらに光るのではと、今後を期待するに足る演技だったと思う。しかも、岡田准一さん、松山ケンイチさん、斎藤工さん、柳葉敏郎さん、岸部一徳さんに、岸本加世子さん。これだけたくさんの実力派俳優の演技を目の当たりにできたことが、彼にとってはきっとものすごいプラスな経験のはずだった。


第3夜から出演した向井さんは、滝沢歌舞伎からは一転して今度は優しい一人息子を演じていた。舞台とはやはり勝手が違うのか、時折ぎこちなさは垣間見えるものの、感情が入るシーンと、表情がとても良かったように思う。


お父さんが死んだあとの泣き方、涙の拭い方、霊柩車を見送る表情。

人柄の良さと悔しさが入り交じった「黙ってないでなんか言うてや!!」という叫び、「父がこんな死に方をしたのが、どうしても悔しい…。僕は、この問題を徹底的に追求します。」と言ったときの声の震えと、芯の強さが今も耳に残る。赤らんだ目と、そのまなざしの強さが、忘れられない。彼のもつ優しさが、人の気持ちに対する想像力につながって、演技に生きているのだと思った。とても、とても嬉しかった。



実は、向井さんを好きになった頃、Twitterに「こーじくんにSHOCKのライバル役をやらせてください」と投稿しかけてやめたことがある。たかがTwitterの投稿かもしれない。それでも、単に好きという理由だけでは彼を推せないくらいにはSHOCKという舞台に思い入れがあったし、可愛くて、甘えん坊で、何より優しさが滲み出ている向井さんがライバル役に適任だとは思えなかった。それに、そもそも向井さんが演技のお仕事をしたいのかどうかも分からなかった。


でも、滝沢歌舞伎白い巨塔を見て、印象が全く変わってしまった。


SHOCKのライバル役は、全キャストの中で一番感情の振り幅が広い。仲間に見せる無邪気さ、上り詰めてやるという野心、ライバルへの闘志と嫉妬、切ない恋心、絶望、後悔…それらすべてを向井さんなら表現できるのではと思えた。彼の優しさ故の想像力をもってすれば、いいライバル役になるのでは、と。最近の連載誌で、彼が演技のお仕事に興味を持っているということも知り、期待は高まるばかり。


今は新型コロナウイルスの影響で、舞台公演やドラマ撮影が思うようにはできない世の中だけれど、もしもまた、これまでのSHOCKのストーリーが戻ってくる日がきたのなら、そのときは光一さん…


向井康二さんをライバル役に起用しませんか。


個人的には、ユウマに匹敵するいいライバル役になるのではと期待しています。


ということで、各方面の皆さん、向井さんに演技のお仕事をください。これからの彼に、沢山の経験をください。舞台でもドラマでも映画でも、なんでもください(本当は彼の悪役が好きですが、優しすぎて悪役ばかりだと彼の心がめげそうなので、普通の役もまぜてください。)。

彼を高みへ連れて行ってください。どうかどうか、彼が沢山の方の目にとまりますように。




(最後に)
これでも十分に彼のポテンシャルが伝わると思えてきた。

「向井康二」という救い~猿出の新規~

ここに書く以外にこの感情を落ち着かせる手立てが思いつかず、数年ぶりにこのはてなブログにログインしてみたのだけれど、自分でもまだ何を書きたいのか、何を書くのが良いのかわからない。



突然だけれど、
Snow Man向井康二さんを好きになった。



コロナ禍で生活が目まぐるしく変わるこの春に
向井さんを好きになった。



嘘みたいなきっかけで、好きになった。



彼のことは昔から知っていた。詳しくはなかったけれど、関西にいたこと、Kin Kanだったこと、途中からSnow Manに加入したこと、その後デビューが決まったことも知っていた。
YouTubeも少クラもそれなりに見ていたから、彼の姿は幾度となくこの目に映していたのだけれど、特別に気に留めることはなかった。向井さんに限ったことではなく、Snow Manの個別のメンバーに対して特別の熱はなかったのだ。
それでも、Snow Manというグループに好感はあった。だからきっとそのまま、グループごと、ふんわり応援していくのだと思っていた。


そんな私がなぜ、向井さんを好きになったのか。
いくつか段階を踏んだので、一つずつ書いていく。
嘘みたいな本当の話。


1.心あたたまる出会い


初めて向井さんを意識したのは2020年1月下旬頃のことだ。Twitterに、YouTubeの9時間生配信の一部が流れてきた。向井さんが渡辺さんのシートベルトの締め忘れに気がついて、渡辺さんの後ろから手を回して、こっそり教えていたシーンだ。それを目にして、「あぁ、こんな自然でさりげない優しさを持った人なんだ」と、心惹かれた。その後、何事もなかったかのように会話に戻っていくところまで含めて、彼に好感をもった。

このとき私は流れてきたツイートに【いいね】を押し、単純に「優しい人がいるもんだな」と、ただそう思った。


2.衝撃のときめき


次に向井さんを意識したのは2020年6月21日のJohnny's WHL with YOUのDay6。

先のシートベルトの件で向井さんに好感をもったとはいえ、それはその時の話。その後の彼に注目するでもなかったし、いいねしたツイートを見返すこともしなかった。たぶん、KinKiさんと同日じゃなかったらHappy LIVEだって観なかったけれど、何気なく観ていたそのSnow Manのパフォーマンスで、急にSixTONESとの戦隊ものみたいな曲(Fire Stormのこと)が始まった。
 


友人に少年たちの曲だと教えてもらい「ふ~ん」と何気なく見ていたそのとき。向井さんのバクステからセンステまでのソロカットが、他を寄せ付けないかっこよさでちょっと放心した。
 
 ちょっと待って、
 いつもの向井さんどこいったの?
 Snow Manのお笑い担当じゃないの?

このあたりからもう結構彼に心惹かれてたとは思うけれど、それでもやっぱり「自担」とか「推し」に対して持つ感情はまだ生まれていなかった。ギャップすごい、かっこいい、割と好きかも、なんて思っただけだった。



突然話が変わるようだけれど、この春からの私の生活は多忙を極めていた。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けていたからだ。


社会人になって初めて経験する忙しさで、平日の睡眠時間は2~3時間。仕事が終わり、日を跨いで帰宅、午前3時前くらいに寝て、朝5時に起きる。
休日があれば、死んだように眠った。午前10時頃までしっかり7時間睡眠をとってから起きて、朝だか昼だかわからないご飯を食べたら正午までにはまた眠ってしまい、起きたら大体夜7時。お風呂にだけ入って、またすぐに寝てしまい(ずっと寝てたのに、また朝まで寝られてしまうのも怖かった)、朝がきて、また仕事。


家族からの連絡に返信する余裕もなく、連絡がきているだけでもプレッシャーだった。「忙しいから、連絡は必要最低限にしてほしい」「返信がなくても心配しないでほしい」とわざわざ断りを入れたほどだった。

 
ただ、どんなに忙しくても、別に仕事に行きたくないわけではなかった。そういう仕事だと分かっていて選んだのだし、幸い人間関係にも恵まれていた。


それでも、
投げかけれられる心無い言葉に
心が傷つかなかったわけじゃない。
報われないと思ったことも沢山あった。
体が先か心が先か、疲れはどんどん押し寄せた。


その頃は通勤の途中に突然涙がでてきたり、親友からの「お疲れ」のLINEで号泣したりした。テレビ番組はあまり見ないようにしていた。言いたい放題のコメンテーターの発言を聞いて、勝手に傷ついて涙が出たり、コロナに関係がなくても、悲しいニュースを見聞きすると嗚咽が止まらなくなったりしたからだ。


今思うと、そんなにタフじゃない私は、結構限界が近かったのだと思う。精神的にはかなり不安定だった。


3. 救い


2020年6月27日、何気なくテレビをつけた。たまたま放送されていたのはフジテレビの「ドッキリGP」で、テレビ番組をゆっくりと観るのは久々だったと思う。

その日の放送の中で、様々な芸能人に猿を使ってドッキリを仕掛ける企画があった。もちろん動物の安全には配慮しているのだろうけれど、疲れきってイライラしていた私は「驚いた人間に巻き込まれて、猿が怪我をしたらどうするんだろう」としか考えられず、笑う余裕がなかった。驚いた人間の動きにびっくりする猿が可哀そうで悲しくて、また苛立ちが募った。
 
そんな中、ターゲットの一人になったのが向井さんだった。

向井さんのマッサージをしていたメイクさんが、途中から猿に替わるという企画だった。猿にマッサージされ始めても中々気が付かなかった向井さんだったが、やっと事態に気が付いたと思ったら、カレは驚きのあまり飛び上がり、座っていた椅子も跳ね上がった。

そして彼は「うわぁ、何!?なにしてんのもう、ほんと!」「えっ?」「モンキー?」と戸惑いながらも、こう続けた。

 君だれ?
 ごめん、ケガない?

 
嘘みたいに優しい言い方で。


動揺しているはずなのに。
状況もつかめていないはずなのに。

真っ先に猿を心配した彼の言葉が嬉しくて、涙がでた。きっと笑うところだったんだって分かっているけれど、心無い言葉を沢山聞いて心が荒み、体も疲れきっていた私には、彼の優しさがたまらなく救いだった。 

スタッフに「この猿なに?」って聞くんじゃなくて、猿に直接「君だれ?」って話しかけて、怪我がないか心配して。

かっこいいとか、かわいいとかではなかった。「彼のように優しい人がこの世の中に存在している」という事実に、ただただ心が救われた。
 
本当に文字通り、この社会で生き抜くための「救い」になった。



これまでに私を救ってくれたのは、KinKi Kidsだけだった。あのふたりだけだった。小学校1年生の時に好きになってから約23年間、KinKiさん以外に「救われた」なんて感じたことはなかった。他のどのアイドルに魅せられても、好きになっても、コンサートに足を運んでも、"心を救ってくれた"のはKinKi Kidsだけだった。


だけどそこに突如現れたアイドル、
Snow Man向井康二


ここからは早かった。本当に一瞬だった。深澤担の友人からプレゼンを受けたのがトドメだった(その道の人のプレゼンは本当に気を付けた方がいい)。素顔4をスノ盤も関西盤も観て、解説も加えてもらったら、もうあっさりハマってしまった。いやあんな切なそうに歌えるなんて聞いてないよ?え、スタイルよくない?指きれいすぎない?なんで踊るとき突然かっこ良さだしてくるの?もうずっと笑ってて?一生幸せでいて?


その後の心の葛藤もむなしく、割とあっさりと写真を買い、全然使い道の分からないアクスタも買い、雑誌も買った。アサヒカメラの4月号は手に入らなかったけれど、5月号は紙媒体で、6月号は電子媒体で買うことが出来たし、最終号の7月号は紙でも電子でも手に入った。アサヒカメラから引き継いで今月から始まった連載を目的に、AERAは紙で2部、電子で1部の計3部買った(なぜ)。

道の駅で偶然見つけた、オレンジ色のストラップがついた"アマビエのジッパータグ"も買った(もっとなぜ)。


でもまさか、ドッキリGPでハマるなんて思わないでしょ。いけにえ村の回でもなく、まさかの猿ドッキリの回で。これ、何出の新規?猿出?猿出の新規でいいの?響きダサくない?


KinKi Kidsの沼から抜け出せず(抜け出す気もない)23年が経っていることを考えると、こういう存在が増えることへの怖さはある。お金にも時間にも限りがあるから。でも「救い」である存在にそう簡単に出会えないこともよく理解しているから、出会えたことに感謝して、これからSnow Man向井康二さんを応援していくことにした。
というか、応援するほかに選択肢がない、抗えない。


何から始めたらいいのかわからずにいるけれど、(特にTwitterでお世話になっている皆様は)温かく見守ってください。


以上、心を救ってくれるアイドルに出会えた報告でした。
(なお、KinKi Kidsを降りることはありませんので、最後に申し添えておきます…)

Koichi Domoto Live Tour 2015 Spiral

行ってきました、光一さんの3年ぶりのソロコンサートSpiral!

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我慢できないので先に言っておきますが、わたしはやはり光一さんが好きだー!
光一さんが好きだ。彼の作る作品が好きだ。魅せ方が大好きだ。


以降、ネタバレを含みますので、ネタバレがイヤな方はお読みにならないようにお願いいたします。



グッズ列に並ぶのがつらい会場、横浜アリーナ。ただでさえ横アリは並ぶのに、今回のグッズ列はどうやら異常だったらしいね~(わたしは並んでない)。仕事を早退して会場に着いた、まだまだ暑い16時半。
「正気かよ」
って言いそうになった。グッズ列が長すぎて。懐中時計が売り切れてもまだこんなに並んでるのか…とオタクの熱意に感動すら覚えながら、一緒に入る友人が買っておいてくれたペンライト、パンフレット、フォトセットを受け取った。Twitterでフォトセの内容は把握していたが、やはり可愛くて悶絶した。あの歯車がついてる衣装のハット、光一さんが細くて顔ちっさいせいで光一さんがハット被ってるんだか、ハットが光一さん被ってるんだかわからなくないか。


会場に入ってステージを見てまず目に入ったのが、メインステージの天井にセットされた同心円状に並んだ3つの輪っか型のパネル兼照明。Spiralというツアータイトルにちなんでなのかな。同心円なので螺旋ではないけど、まるで上から螺旋階段を覗いたみたいな。中央には円形のパネルがあって、しかも角度が変わる設計。言葉で説明してもたぶん伝わらないんだけど、観た人にはわかるはず。

光一さんが「光ちゃん」コールが嫌だって発言をしたせいで、開演直前の会場は「ではどうすればよいのか!」と戸惑ったファンたちがモゴモゴしながら大きな拍手だけを響かせていた。光一さんの発言に振り回されっぱなしのおたく。光一さん、本当に罪な男よのぉ。
そんな斬新な拍手と小さな控えめな光ちゃんコールの中、照明が落ちた。登場までかなり焦らすんだけど、照明の美しさが予感させる完成度に息を飲むばかりで、ひたすらに期待値が高まる。そして毎度のことながら登場がスマートで、突然、しかし堂々と中央に現れる光一さん。まるで時空を超えて急にこの空間に放り出されたのかと思うくらい瞬間的に現れるから、あぁこの人ってきっと人間じゃなくて神様かなにかなんだなって妙に納得する。あ、アンドロイド説もかなり濃厚。

1.Fame
2.Danger Zone ~to the unknown world~
3.MUSE
4.Slave Maker
5.Interactional
6.knocked me down
7.Come closer
8.Night Wanderer
9.Over You
10.IN&OUT


登場の時の衣装が好きすぎて、黄色い声のひとつも出やしない。直立不動で凝視した。世の中にあんなにフードが似合う36歳がこの世にいるのか。やはり人間以外の何かであるとしか思えない。1~4曲目までの目つきが、なんだかギラギラしていてゾクゾクした。横目がちに遠くを睨むみたいな表情がたまらなくカッコイイ。

ちなみに今回は初めてバックにジュニアが一人もつかない。ジュニアがいることにはメリットもデメリットもあると思うけれども、今回思ったのはやっぱりプロのダンサーの統一感のクオリティってすごいなっていうこと。主役がいるステージ上で、かっこよさとキレを追求しながらも、個性を消して周りとそろえるって本当に難しいことだと思う。体のバランスがいいから、光一さんって衣装着て踊ってるとそんなに小さくは見えないんだけど、それでも光一さんの存在をなにより引き立たせながら魅せなければいけないバックダンサーという役割。ジャニーズはプロのダンサーではないから、やはり限界もあると思う。まぁMAには当てはまらなかった気もするけれど、彼らはジャニーズの中でもダンスのレベルが違いすぎたのでおいておくことにして。だから今回、プロのダンサーしかつかないことのメリットも十分にあるなと感じた。
ちなみに、個人的にはNight Wandererの演出すごく好きだった。ダンスも好きだし、センターステージでレーザーを操る光一さんも最高に素敵で。しかもその後のOver Youで、メインステージの高いところで夕焼け空やら青空やら背負って歌ってる彼を見たときは
「あぁ世界ってこの人が中心になって回ってるんだ」
って気づいた。あれはもう気づくしかなった。彼を中心に空が広がっていく。それってもう創世記じゃないか。「初めに、光一さんは天地を想像された」みたいなフレーズが頭に浮かぶような光景だった。神なのかな…別に驚かない。

そしてMC。ゼェゼェの光一さん。あれだけのダンスナンバーが続けば当然だ。むしろ息切れだけで済んでるのが奇跡ではないのか。考えてもみてほしい。光一さん36歳!!!!!

光「『今日、グッズ列すごかったんだって??あんなに暑かったのに。なーんのためにそんなに頑張ってるの?』ってスタッフに言ったら『おまえだよ!!!!!』って言われちゃった!笑」

無自覚に人を振り回す王子(36)

ちなみに2日目は暑い中並んだオタクに「ばかじゃねーの!?」って言い放ってた。そんな暴言も笑ってあげるどころか、本当に幸せそうな顔で受け止めるオタク健気(たぶん違う)
ちなみに、オタクが暑い中長いグッズ列に必死に並んでたのは懐中時計が目当てだったからなのだが、あの懐中時計は光一さんが提案したという話に。

「懐中時計はー?売れないと思うけど~って提案したら採用されちゃった」

どこまでオタクを振り回せば満足ですか!「買えなかった人はそれでもう1枚アルバム買って!笑」って言ってたけど、懐中時計を買えたって買えなくたって買う気すらなくたって光一さんが「買って」って言えば何枚でも買うからアルバム!!!!!!心配しないで!!!!!!!「買えなかった人はそれでSHOCK見て」とかも言ってたけど、懐中時計を買えたって買えなくたって買う気すらなくたって光一さんのSHOCKは観に行くから!!!!安心して!!!!!安心してもっと振り回して夢中にさせて~~!

そしてIN&OUTの話に。MC直前に歌ってたIN&OUTで光一さんが首振ってほしくて煽ったりするんだけど、オタク全然首振らないんだよね。わたしも見てて思った!みんなまったく首ふらない!!!笑 「あれでしょ?首振ったら見えないとかでしょ!!!」光一さんよく分かっていらっしゃる。「気にすんなよ、見えなくたって満足させてやるよ!!!!」\フゥー!/「IN&OUTだぜ?」\フゥー!/ ※茶番

わたしもうなずく程度にしか頭振ってないけれど(振れよ)、KinKi担は一度キスマイのコンサート行ってみると良い刺激になるかもしれないよね。FIRE BEATの頭回すところの荒れ狂い方すごいからね。あれが若さなのか…。でもキスマイ担の友人はあれ見ても「みんな全然回さないよね」って言ってた。きびしい。

それから、初日の北海道公演に山本亮太が来た、という話になった。ホテルも取らずに行って、コンサート終わってから「光一くんの部屋行っていいですか~」ってお邪魔するやまりょ。最終的に「宿さがししてきます」って夜の街に消えていくやまりょ。光一さんが泊まってたホテル、1部屋くらいなんとかならなかったのかな…。そして光一さん好きで北海道まで飛ぶやまりょが町田さんを懐古させるよね。史上最強堂本光一町田慎吾さん。東京公演行けないからって夜行バスで名古屋(だっけ?)全ステした町田さん。

「そろそろ歌いますか」って言って\えー/って声が上がると「わがままな娘じゃのぉ」って言う光一さん(ものすごく満足げ)。
「いいんじゃないですか、わがままでも。女性は。
それを叶えるのが僕の仕事ですから。」

オタク歓喜。本当に光一さんに手玉に取られるのってたまらない。手の平で転がされて、いいように操られて、一生光一さんから抜け出せないようにしてほしい。いやもうなってる。手遅れ。

「サラッと言ったからかっこよく聞こえるかもしれないけど、 仕 事 ですからね」

イインダヨ!!我々は職業アイドル堂本光一*1に心底惚れているのだから~!!!!割り切ってアイドルやって~~~♡これからも沢山暴言吐いて~♡こんな化け猫でもよければ死ぬまでついてく~!死んでもついてく~!

そして後半に突入。

11.DEAD END
12.SHOW ME UR MONSTER
13.Bongo Drum
14.Just A Woman
15.STELLAR NIGHT~星のバルコニー~

DEAD ENDで拘束具に拘束されてる演出で出てくる光一さん。拘束されてるのかと思いきや、良く見るとそれっぽくしてるだけ!実際は鎖を手に握ってるだけ。本当に拘束されてほしかった…!ちなみに友人は「足はガッツリ踊っちゃってるし、もう少しぐったりして欲しかった」って言っていた。拘束されて弱ってる男に惹かれるタイプでもないが、光一さんなら話は別!!!でもこうやって、我々の願いを簡単には叶えてくれない光一さんも好き。つまりなんだって好き!!!!

そして個人的に、今回のアルバムで一番好きな曲「Just A Woman」のコーラスのパフォーマンス良かった!かっこよかった!!!

で、今回の演出の目玉とも言えるSTELLAR NIGHT~星のバルコニー~。バルコニーが突如天井から下りてくるというまさかの展開。会場に入った時から、天井にあるモノは一体何だろうって気になってはいた。照明にこだわった結果、あそこに照明を取り付けるための土台が必要だったのかな~なんて考えたりしてたら、まさかのバルコニーだった。今回のツアー、光一さん自身はGravityを超えられなった感があるんだろうけど「花道があるのに使わない、みたいなことやりたい」って言ってた光一さん的にはこの演出は大成功なんじゃないだろうか。「花道ない」と思ってたら出てくるんだもの!!!!
ちなみにこの図の濃い青の部分がバルコニー。あれは完全にSHOCKだった。「わたしたち、この街で生きて来たんだね…」って心の中でつぶやいたし、屋良さんとふぉ~ゆ~はいつ出てくるかな?なんて無意識に期待した。

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16.Love Professor
17.Bad Desire
18.妖
19.暁

20.Interactional
21.Deep in your heart
22.Interactional
23.Deep in your heart
24.Interactional
※20-24:ダンサー等紹介のため、メドレーで流れた

暁かっこよかった…(かっこよすぎてかっこよかったことしか覚えていない)
ちなみに、メンバー紹介の時に天井の同心円状パネルにそれぞれの名前が流れてた。円状に流れてるのが可愛かった!


UNCORE25.SHOCK!
26.Love Cries
27.so young blues
28.+million but -love

SHOCK!の振り付けはMステでも共演したケント・モリさんにお願いしたとのこと。かっこいいけどかなりハードだし、花道を駆け上がるのがつらいみたいなこと言ってるのがグズってる子供みたいですごい可愛かった。「マイケル・ジャクソンはジャンルだと思ってる」って言った光一さんの言葉からは本当にMJのこと尊敬してるんだなぁって伝わってきたし、ケント・モリさんに振りつけてもらった曲を全力で踊っている光一さんが本当に素敵で泣けた。

最後、天井のものすごく綺麗な星空をイメージしたライティング見て「外は暑いですからね、今は満天の星空ですが…満天の星よ!大地よ!俺をしっかり支えてくれ…」って本気ぐらいの熱でやってくれたのとても高まりました。笑 バルコニーに加えてあのシーン見られただけでSHOCK1回観た気分だよ!チケット値上がりした話光一さんもしてたけど、ソロコンにSHOCKもついてくるなら格安だよ!!!ありがとう!!!
そして「現実に帰れ!ま!た!な!」で幕を閉じたSpiral(安定)

今回のツアーを通して思ったことは、光一さんまた歌が上手になったなぁ、ということ。あれだけ踊りまくって、本当によく歌えるなと思う部分が何度もあった。個人的には光一さん自身が身につけた力が存分に発揮されたコンサートだったと思います。

光一さんはGravityを超えられてないという自覚に納得してなさそうでしたけれども、Gravityとは別物だからなぁ、なんて思いました。光一さんはやっぱり魅せ方が上手いから。ひきつけられるから。1公演なんて体感2分だよ。
次のツアーが何年後でも(たぶん3年後)、それを楽しみに生きていけてしまうくらい次も楽しみだ。いつもいつだって期待を超えてくれる、予想を裏切ってくれる光一さんが心から大好きです。わたしたちに夢と希望と現実をいつもありがとう光一さん!!!!!!!!!!!!!!

*1:対義語は天然アイドル手越祐也、もしくは天然アイドル中島健人

KAT-TUNの演出が好きだーquarterー

どうしてもドーム級でコンサートをやってほしいと思うグループが2つある。

KinKi KidsKAT-TUNだ。

どちらのグループもあの広い空間の使い方がとても上手だと思う。両者のコンサートのスタイルはまるで違うのだけれど、空間の使い方の上手さと、間のとり方、そして観客の意識を引き付けるスキルにおいてはジャニーズトップクラスだと感じている。詳しくは後ほど話すけれど。


KAT-TUNのコンサート"quarter"に2日間とも行ってきた。簡潔に感想を述べると
やっぱりKAT-TUNのコンサートって最上級だ
という、なんとも抽象的な感想に尽きる。わたしの語彙力では上手く語れるのかわからないが、受けた感銘をどうにか書き残せたらいいなと思う。
ちなみに前半はコンサートレポに近い内容で、後半はKAT-TUNのコンサートについての私見だ。長くなるので、どちらかでいいよって方は適当にかいつまんで読んでいただければ。

※全公演終了しているので問題はないかとは思いますが、以下ネタバレを含むのでご注意。


両日ともコンサートは18時丁度に始まった。ステージセットはこんな感じだった。

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※グレー部分はムビステ用のレール

最初は丸いところが四方に分かれてる状態(各ステージは扇形の中心が少し欠けた形になる)で、4人が別々のステージに同時に登場した。ジャニーズのコンサートでは、メインステージ側からメンバーが全員一緒に登場することが多い。だがそんな予想通りにはいかないのがKAT-TUNだ。どの席にいても、誰かしらが見えるそのポジショニングでの登場に会場の熱は一気に上がる。

1.KISS KISS KISS
2.RACE GOES ON
3.LIPS
4.ONE DROP
5.BIRTH
6.Connect & Go
7.In Fact

ここまでの7曲中、5曲もがシングル曲だということにまず驚かされた。アルバムを引っ提げないでのコンサート、どのように攻めてくるかと期待してはいたが、こんなにシングルを歌うとは思わなかった。コンサート全体を通して最終的には計9曲のシングルを歌った。
これはあくまでもわたし個人の考えだが、シングル曲って発売時に散々聴くし、街中でもUSENなんかで流れているのを耳にする。まぁ、聴き飽きる…というのは言いすぎかもしれないが、あまりシングルを歌いすぎると野暮ったくなる傾向があると思っている。ただ、今回気づいたのはKAT-TUNは例外だということ。元々、爽やかソングよりも洗練されたカッコよさを持ち合わせてる彼らのシングルは、デビューから9年経った今聴いても色褪せずカッコいいままだ。

そしてここで、亀梨さんのパフォーマンスから始まるジャパネスク(と亀梨さんは呼んでいた)のコーナー。過去の映像がモニターに映し出され、1582の妖艶な亀梨さんに歓声が上がった。そして般若のお面をつけて和装で登場した亀梨さんの妖艶なこと。あの人の色気って一体どこから出てるんでしょうか。てっきり1582歌うのかと思ったら、まさかのGOLDが始まった。あまりに幸せで卒倒しそうだった。
2日目は衣装がはだけてしまったらしく、MCでも「右側がさぁ…ガバって。ずっと見えてた」と話していたが、それを聞くまで正直わざとだと思ってた。ハプニングすら亀梨さんの味方。
ちなみにGOLDの時に足を振り上げて回った田口さんが美しくてゾクゾクした。あの長い足に蹴られたい。

8.GOLD
9.楔-kusabi-
10.Lovin' U

和装で刀ブンブン振り回してるKAT-TUNKAT-TUN感がもう絶大だった。
KAT-TUNを形容するにふさわしい言葉は「KAT-TUN感」だと思っている。
大好きなLovin'Uで、亀梨さんが駕籠に入ってからの引き戸の閉め方がまた妖艶で悶絶した。こういうやつ。

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どの時代を何回生きてきたらあんなに全てにおいて格好がつくんだろう。あの人、人生何回目?前世なに?どう考えても踏んできた場数が違うとしか思えない。

その後上田さんが出てくるんだけど、タバコをポイ捨てして駕籠燃えるし、手をちょっと振っただけでガラスにヒビ入るし、手をギュッってしただけでガラス砕け落ちるし、なんかもう毎度のことながら何をそんなに威嚇してるんだろうって思いながらもカッコいい。ちなみにフロートの柵に片足乗っけるの上田さんだから許されるんだぜ。
KAT-TUNって中高生の反抗期の不良グループみたいなイメージ持ってる人も世間には多いと思うし、実際そんな雰囲気の演出も多い。ただ大事なのは本来いい大人がそんな風に格好つけても寒いだけのはずなんだけど、KAT-TUNは寒くないところまで熱を上げられるから成立してる、っていうこと。結局のところ本当にカッコいい人たちがやってるからオタクは素直に受け入れられるのだと思う。誰がやるのか、人って本当に大事。

11.RESCUE
12.PHOENIX
13.STAR RIDER
14.GIVE ME, GIVE ME, GIVE ME
15.FIRE and ICE
16.& FOREVER
17.BRAND NEW DAY*1
18.春夏秋冬
19.NOTHIG ELSE MATTERS


1日目のSTAR RIDERで、亀梨さんイヤモニが取れたんだか絡まったんだかで、センターステージで堂々と踊らずにゆっくり直してたの格好良すぎた。イヤモニいじってる状況は可愛いんだけど、あんなバリバリのダンスナンバーで、しかも亀梨さんワントップの立ち位置なのにすっごい堂々とダンス休んで直してるっていうのは天才的だと思った。
亀梨さんはジャニーズの中でもトップクラスで自分の魅せ方をよく分かっている。わたしは彼の顔がとてつもなく好きだが、顔だけなら他にもっと整っている人がいるとは思う(たぐちくんとか*2 )。体型だって、もっとスタイルのいい人はいると正直思う(たぐちくんとか*3 )。それでもどうしようもなく彼に惹かれるのは、彼が良い意味で自分の良さをきちんと理解してその表情も仕草も何をとっても目が離せなくなるような振る舞いをするから。
あのダンスナンバー、しかも東京ドームの中心で、かれはただ優雅に機嫌を損ねたイヤモニを直していた。少しけだるそうに、首を少し傾げて。他の3人は後ろで踊ってるのに、ただコードを指でほどいている亀梨さんが主役のように見えた。普通なら慌てるか、踊りながら直そうとするか、諦めるかだと思うんだけど、あれが許されて、しかも格好がついてしまうのは、亀梨さんだからだ。

そしてMCを挟んでの後半戦が田口さんのダンスから始まった。田口さんについては後で詳しく話すけど、ダンスも歌も本当に格段に上手くなっていて、思わず見とれる。

20.Love yourself~君が嫌いな君が好き~

21.COME HERE(亀梨)
22.GIMME LUV(上田)
23.D-MOTION(中丸)
24.LOVE(田口)
※22~24の4曲は、ミックスメドレーで披露

25.PHANTOM
26.僕らの街で*4
27.RADIO

ちなみに、ミックスメドレーがとっても素敵で個人的にはとても感動した。なにあのかぶせ方!ちょうかっこいい!!!
そして中丸さんのヒューマンビートボックスが史上最強に可愛い演出で、ここに書いても何言ってるか伝わらないと思うけど「ぶんちきぶんぶん、か!ぺぺ!か!とぅーん!」だった(ずさんな説明)
中丸さんって本当にエンタテイナーだなぁと思う。中丸くんの楽しい時間だった。

そして去年の京セラでやった企画が早速帰ってきた!ということで大忘年会のシャッフル企画。2015年、恐らく今年1番早い時期の忘年会の開催だ。

1日目(5月9日)28.ART OF LIFE(田口)
29.サムライ☆ラブ☆アタック(亀梨)
30.Emerald(中丸)
31.クレセント(上田)

2日目(5月10日)28.00'00'16(上田)
29.STEP BY STEP(田口)
30.誓心(中丸)
31.ヤンキー片思い中♡(亀梨)

2日間通して、ダンスも歌も完璧にこなした田口さん。さすがすぎて好きが止まらない。「キー1つ下げて。あー、もう1つ下げて。よし。」ってなんですか!どれだけメンバーの曲歌い込んでるんですか?

中丸さん「田口って、他のメンバーの曲踊れるよな…」

32.Real Face(大忘年会企画、KAT-TUNとお客さんで歌う)
33.ありがとう(亀梨×上田)
34.キラリト(田口×中丸)
35.Dead or Alive
36.RAY
37.それぞれの空

ちなみに、Real FaceでメインステージにあるモニターにKAT-TUN自主制作的なカラオケ映像が流されていてちょう面白かった。ひたすら色んなギリギリシチュエーションをメンバーで演出してるだけなんだけど、可愛すぎた。東京ドームの回転扉くるくるくるくるしてるし。愛おしい。
1日目は前のモニター3つのうち真ん中にその映像が流れてたんだけど、2日目は両端に流してくれたからどの角度からでも見えやすかったんじゃないかと思う。モニター1つにしか流れないと、スピーカーとかかぶっちゃう席の人には見えないし、配慮さすがだ。

アンコール38.4U
39.Peaceful days
40.熱くなれ

Wアンコール(10日のみ)41.SUN RISE

ちなみに、KAT-TUNはアンコールの登場のタイミング完璧だなといつも思う。早過ぎないし、溜めすぎてもいない。最後まで気持ちのいいスピード感で走り抜けてくれる。

こうしてquarterは幕を閉じた。



わたしが理想とするコンサートというのがある。全席一律料金のジャニーズのコンサートはどの席にいてもその場所だからこそ楽しめる魅力があるべきで、誰も置いていかれることなく、最初から最後まで誰もが楽しめるのが個人的には理想形だ。どのグループももちろんそういう配慮はしているのだけれど、初めにも述べたようにKinKi KidsKAT-TUNはその中でもその実現度が非常に高いと思う。※SMAPもそうなんじゃないかと思うけど、わたしSMAPは1回しか行ったことがなくてあまり語れないので、今回は割愛させてください。全てに共通するなと思うのは手が届かないと感じさせるような「絶対的存在感」だと思う。アイドルには「庶民的」なタイプと「非現実的」なタイプがいる。必ずしもどちらかに分かれるとは限らないし、大体のグループが多かれ少なかれ両方を持ち合わせているとは思う。

「庶民的」というのは決してオーラがないとかではなくて、関ジャニ∞が言うような「コンビニ感覚」に近いようなタイプだ。近くまで来てくれるような、できるだけ目線を合わせてくれるような。どんなに人気が出て、物理的な距離が広がろうとも身近に感じさせてくれる、フレンドリーで人懐っこさを感じさせる、そういうタイプ。実際は身近でもなんでもない大スターなんだけれど。わたしの中では嵐・エイトがその代表格で、主にオタクに限らず世間一般に広く受け入れられやすい傾向があるように思う。コンサートは参加型というか、観客も巻き込んで成立する感じ。
対して「非現実的」なタイプというのはKinKi KidsKAT-TUNが代表例。嵐の大野さんが楽屋に挨拶に来たKAT-TUNを見て言った「あいつら芸能人だな」って言葉は、単なる冗談に留まらない気がしていて、事実彼らにはどこか浮世離れしたような、そんな一面が感じられる。だからといって実際彼らがスカしてるかというとそうではないんだけれど、陳腐な表現になってしまうがギラギラしてるというか。コンサートは参加型というよりは、目の前で繰り広げられる演出、作品を受け取るような感じ。
ちなみに付け足すと、非現実的なタイプはファンに向かって暴言を吐きがち。化け猫とかてめぇらとか。ファンもそれを生き甲斐にしてる人ばかりだ(偏見)

どちらのタイプが優れているわけではない。わたしはどちらも大好きだ。ただ、KinKi KidsKAT-TUNってその威圧感とも言えるような存在感もあって、ドームクラスじゃないと圧迫感があるというか、ドーム級の会場がとても似合うと思う。しかも両者とも、とても大空間の使い方が上手い。※ちなみに、嵐やエイトには大規模な会場が似合わないって言っているわけではなくて、彼らはむしろドーム級ならドーム級、アリーナ級ならアリーナ級の雰囲気に順応できる柔軟性があると思う。
上手く具体的に言葉で表すことが出来ないのだが、KinKi Kidsは空間を包み込んでまとめ上げるような感覚のコンサートだ。ふわっと柔らかくて、でもグッと彼らに引き寄せられる。引力を感じる。まぁ今回はKAT-TUNの話なのでKinKi Kidsは置いておこう。すぐKinKiさんに絡めようとする悪い癖だ。
KAT-TUNはまた少し違う。空間を従えて操るようなイメージだ。空気が下に向かって重くなって、沈み込むような、言わば重力のようなものを感じる。抗えない、有無を言わせない力。

それから、KAT-TUNのコンサートと言えば特効を沢山使う印象があるかもしれない。炎とか水とか火花(花火)とかスモークとか。ただ、特効ってカッコイイけど、使えば良いっていうものでもない。使えば使うほど派手にはなるかもしれないが、あくまでも主役を忘れてはいけない。特効は引き立てのために使われるべきであって、大切なのは使い方やタイミングだと思う。KAT-TUNは特効に使われてしまうようなことが絶対にない。炎も煙も、彼らの意のままに動いているかのような錯覚に陥る。
今回のコンサートではRAYの時の炎がとても素敵だった。4つの扇形のステージが、互いに少し間を開けた状態で披露されたRAYでは、各ステージの間から炎が出ていた。毎度のことではあるが「そこから出すの!?ていうかそこから出せるの!?」みたいなところから当たり前みたいに炎とか出すからすごい。360度どの角度から見てもメンバーの後ろで炎が吹き上がる光景には圧倒された。
彼らはただ4人で階段を下りてくるだけで圧みたいなのがかかって、あの迫力って努力じゃどうにもならないんじゃないかと思う。ギラギラアイドルってすごい。
今回も無駄な間がないし、全曲ちゃんとモニターにタイトル表示するし、2日目にはところどころ改善されてて本当に細かいこだわりや配慮の積み重ねの賜物と言えるコンサートだった。

少し話が変わるが、2日目の最後の挨拶で田口さんが目を潤ませた。それぞれの空くらいから段々田口さんの顔が泣き出しそうな顔になっていっていた。きっと、4人で初めての東京ドーム公演が実現したこと、それをやり遂げたことに対する感動だったんだろうと思っている。ただ、4人の中でも田口さんはより一層感極まっていたんじゃないかと思っている。
わたしが個人として感じているのは、田口さんの並々ならぬ努力。彼のダンス、彼の歌、演技、最近のどれをとっても昔の田口さんとは比べ物にならないくらい上手になっている。4人になって、必然的に1人が感じる責任とか、担う役割とか、大きくなっただろうと思う。その中できっと彼はわたしの想像をはるかに超える努力をされたのだろうな、と。学年なら亀梨さんと並んで最年少の田口さん。人前ではいつも笑っている田口さん。でも繊細な田口さん。その彼の涙には心が打たれた。あぁ、このコンサートが成功してよかった、最高傑作だった、とただただ拍手を送ることしか出来なかった。素敵な時間を過ごせて、本当に嬉しかった。

KAT-TUNの演出力が心から好きだと感じた2日間でした。

*1:9日のみ

*2:個人の意見です

*3:これも個人の意見です!!!!

*4:9日のみ