明後日までは、とても待てない

アイドルに引き寄せられたおんなのはなし

Endless SHOCK 2015 中間報告 ~感想と光一さんのお仕事ぶり~

今年何度目かのEndless SHOCKを観てきた。SHOCK全体としてはとっくに後半戦なのだが、わたし個人のSHOCKは(回数的に)やっと後半戦に突入した。今年の公演が始まってから今までに、既に様々な変更点がでてきているので今日はそのあたりを書き留めておくことにする。例に漏れずネタばれするので、構わない方だけ読んでください。

今年初めてみたSHOCKの感想は以前長々と書いたので、そちらに書いたことに加えての感想を。

Endless SHOCK 2015~今年も行ってきました~ - 明後日までは、とても待てない

屋上のシーンのコウイチとフクダの絡みが今回も面白かったです。
コウイチ「後から行くよ」
フクダ「後から来る?」
コ「うん、行くよ」
フ「本当かなぁ~?」
コ「本当だよ」
フ「嘘なんじゃないかなぁ~?」
コ「行くよ」
フ「いや、来ないんじゃないかなぁ~?」
コ「早く行けよ!笑」
みたいな。わたしは実はふぉ~ゆ~だと福ちゃんが大好きで、それゆえこのシーンの絡みが大好物。福ちゃんと光一さんって並んだだけで天使。あの2人が一緒にふざけているのを見るのが本当に好きで、もう光一さんと福ちゃんの「昨日何時に寝たの?」「わかんねっつってんだろ!!!」*1のCD出してくれたら5枚は買う(現実的な数字)


その後インペリアルガーデンシアターからの誘いが来たときの美波里さんとプロデューサーの会話、前回の感想で「パーティーに誘ったあとの"Sure."が聞こえなかった」と書きましたが、何回か見て確認したところちゃんと言ってました。しかも、美波里さん別にパーティーに誘ってなかったです。わたしが昔のセリフを勝手に頭の中にインプットしていただけみたいで、今年は単に招き入れてるだけでした。


あと、直近で見た際の席がかなり前列で、双眼鏡なしでも細かい表情まで見られたことで収穫も多かったのが嬉しかったです。一緒に入らせてくれたフォロワさんに感謝。どの席でも一長一短だし、SHOCKはどの席からでも楽しめる舞台に作られていますが、表情だけは双眼鏡使うか近い席に座るかしないと確認が難しいので。本当に、心から嬉しかった。そしてまたしても光一さんが通る5通路横だった。今回はちゃんと目を見開いて光一さんを見ました。美しかった…。顔が隠れてても美しいって何?
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そしてあの席から見た「ヤラを追いかけるユウタ」の表情が良かったなぁ、とても。

そして謝りたいことが。前回のエントリーで「AMERICAが無くなって、変わりの曲は白っぽかった」と書いたんですが、全然白くありませんでした。人の記憶など実に信用ならないですね。わたしはどのような現場でもメモをとることがないので、記憶を無理やり呼び起こして感想を書いています。そのボロが出ましたが、悪しからず。
実際の衣装はタキシードでした。むしろなんというか「正統派」なイメージが白っぽいイメージに変換されてしまったのだと思います、という言い訳をさせてください。サスペンダーがジャケットから見え隠れするコウイチ(光一さん)の細いことよ…。でも、わたしが予想していたほど体重は落ちてないかな?と思っている。お腹まわりなんかも、去年より引き締まっている気がするので、筋肉量が増えたのかなんなのか。なんにせよ、残りの公演も体重をできるだけキープして走り抜けていただきたい。
あと、孝良くん*2と野澤くん、やっぱりスタイルいいんだなーとしみじみ。野澤くんは手足も細長くて振りが映えるのでダンスどんどん磨けばいい、と上から目線で思いました。
孝良くんはセリフ量が少ないので、発言から役柄をつかむのは難しいです。タカがどういうキャラクターであるのか、孝良くんの中でどれだけ考えられているのか分かりませんが、それを表情や仕草で伝えなければならないんだからハードルは低くないでしょう。そこに挑戦しているジュニア、期待です。

Jungleの演出で、松明(タイマツ)を持って岸くん・孝良くん・諸星くん・野澤くんが出てくるんだけど、あそこで諸星君だけ目の演技してる気がするのはわたしだけでしょうか。台本上そうなのかわかりませんが、諸星君だけ瞳を左右にゆっくり動かしているのがとても素敵な演技だと思います。もしかしたら他の子もやっているのかもしれないのだけれど、ちょっとそこまでちゃんとチェックできていません。でもあの時の諸星君の目のギラつきはとても良いです。


そしてバックステージのシーン。
ここは、フクダとコシオカそれぞれの種類の違う優しさがよく見て取れるところだと思っています。コウイチがヤラに話し出した後、屋良に責められて平謝りでどうしていいかわからない様子のスタッフをそっと促して戻らせるのがコシオカ。場の雰囲気が壊れた中で「準備しよう」と場を動かすのがフクダ。コシオカは人に働きかける優しさで、フクダは内に秘めた優しさを持ってるなと思います。

それから、これも前回の感想で触れたことなのですが、リカがコウイチについて後ろに下がっていく場面。今までのリカの動き方がすごく不自然で気になっていたのが、今年のエマさん演じるリカは割と自然だったって思ったっていう話。

劇中2幕(Japanesque)5分前で、リカが「わたしは何があってもコウイチについて行くから!いつだってそうしてきたから!だってそれしか分からないしっ…!」って言うシーンあるじゃないですか。リカというキャラクターの弱さが最も垣間見えるシーン。鏡台(自分の楽屋設定?)に戻るコウイチを少し追いかけ気味で言う台詞なんだけど、光一は斜め左奥に戻っていくのに、リカはほぼ真後ろに下がって行くのね。最終的にオーナーがリカの肩に手をまわして止める流れだから、あえてオーナーの方に下がるんだと思うんだけど。でもコウイチが斜めに下がってるのに、リカは真後ろに下がることにわたしは違和感が拭えずにいたんですよ。違和感は2013年のSHOCKの映像見てもらえれば分かりやすいと思う。

でも今年のリカは追いかけすぎないし、戻っていくコウイチに少し置いて行かれた感があるような動き方だから自然に見えた。そういう意味でもこのリカの動き方はわたしの中で消化しやすくて感動した。
(Endless SHOCK 2015~今年も行ってきました~ - 明後日までは、とても待てない)

それが、もはやリカが下がらなくなりました。さらに自然。感動。すごい細かいことだけど、わたしの中では非常に違和感のある動きだった。もしかして関係者の誰かがわたしのブログ読んだ????って思ってしまいました。そんなところもきちんと変化していく今年のSHOCKは本当に緻密で丁寧な舞台です。

そしてもう1つ、ヤラが投げた刀をコウイチが拾うシーン。あそこ、光一さんは左手で刀を拾い上げるんですが、それって普段ならそうそうないと思うんですよね。立っていた人が物を拾うなら、利き手を使うことが多いじゃないですか。しかもあの動線ならなおさら右手でしょ!でも、光一さんは左手を使う。恐らく左手で刀を持たないと、下手側に体を向けているせいで刀が見えなくなっちゃうからなんでしょう。光一さんが言うことの中に「不自然は美しくない」というものがあります。そこから考えるに、「左手で刀を拾い上げる姿すら自然に見せなければ美しくなくなってしまう」のでしょう。しかもこのシーン、拾い上げたのちにグッと刀を握り直します。そんな動きを左手でやるって!しかもちょう自然に!本当にすごいなと思います。自然すぎて今まで気が付かなかったし、気が付いて注意してみてもやっぱり動きに無理があるようには見えません。光一さんの「美しさ」「自然さ」への意識の高さってなんなんでしょうか。やはり美しい人は美しいものしか許容できないのか。だからブスが嫌いって言うのか!!!!(納得)


話が少し逸れましたが、ここからジャパネスクが始まります。EndlessSHOCKにおいては*3、光一さんの美しいフライングに並ぶ、いやそれ以上と言ってもいい見せ場が「殺陣」です。あの立ち回りは約15分。5kg以上(昔は約10kgだったそうだが、改良されて2006年頃には7kg、今は約5kg)ある衣装を身にまとって、15分間、立ち回り続ける。しかも、シーン自体は昔より短くなったにも関わらず手数は変わっていないのだから、衣装が昔より軽くなってもその激しさは相当でしょう。出演者の中で最も多く刃を重ねる光一さんの刀は他の刀よりも重く丈夫に作られていることも考えると、その条件でよくあの美しさ・完成度になるな、と圧倒されます。

立ち回りにおける本当の主役は“刀〟です。だからいい殺陣とは、いかに刀をきれいに見せるかだと僕は思っている。(中略)
殺陣は静と動の繰り返しですが、切った後ピタリと静止するとき、手元での1ミリの揺れは、刃先では何センチにもなります。(中略)“刀を主役にする〟ことは、刀を自分の体の一部にするということですね。長い物の切っ先まで神経を行き届かせるのは、なかなか大変です。
( 日経エンタテインメント 2014年6月号「エンタテイナーの条件 Vol.10」)

この言葉からも分かりますが、光一さんの殺陣の美しさは刀の先によく表れています。先の発言を読んだとき、「わたしが思っていることは、やはり光一さんが意識してやっているのだ」と改めて思い知らされました。すべて光一さんの思うつぼで悔しいくらいです。
光一さんの刃先は、切り込んで引き抜いたあとまでとても綺麗な動線を描きます。刀を引いたあと、ピタッと切っ先がブレずに最も綺麗に止まるのは光一さん。福ちゃんや越岡さんもそれに次いで綺麗です。岸くんは前年に比べたら立ち回りが格段に良くなったなと思います。切っ先までブレずに殺陣をこなすのが次の課題なのかな。でも殺陣のユウタの目つきや表情はかなりゾクッとします。「ヤラチーム」だってことが、衣装みなくても表情でわかる。個人的には野澤くんの顔つきが元々優しいのが気になっていて、あの顔でヤラチームの狂気を表現するのは大変そうだなと思っています。でも、刺された時の表情が断トツ上手。
屋良さんは別格ですが、「狂気」を表現できる素質というのは役者としての力量に大きくかかわると思います。わたしはその点で岸くんに期待をかけています…!!
最初に気になっていた岸くんのダンスの微妙な遅れは、今回観てみると前ほど気になりませんでした。もちろんまだまだ伸びしろはあると思いますが、気になるところが見るたび改善されているのは観ている立場からしてもとても気持ちがいいし、感動が大きいです。

ところでダンスといえば、光一さんのダンスは指先まで綺麗ですよね。わたしも一応ダンス経験者なのですが、光一さんの手の使い方に対する意識は細かいなと思います。特に中指と人差し指。光一さんの手って、指が決して細長いわけでもないんですけど、指の使い方をよく分かってるから綺麗に見えるんだと思います。
手で言えば、本来は中丸さんみたいな手が「魅せる」には有利だと思います。
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大きくて、指が細長くて、スッと伸ばした時に綺麗に見える手。はぁ、美しい…(個人的な興奮)

ダンスをしてる時の光一さんの手が本当に光一さんの手なの!?って思うくらい綺麗です。
普段の手↓
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ダンスしてるときの手↓
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ちなみに光一さんが美しく踊れるのは、主役の踊り方をわかっているからだというのもあると思っています。

メインに立つ人は、ダンサーと同じダンスを踊っていても役割が違うと僕は認識しています。“ダンスを提供する〟ことと“ダンスを魅せる〟ことの違い、とでも言うのかな。
(日経エンタテインメント! 2013年11月号「エンタテイナーの条件 Vol.3」)

こういうことですね。

直近でみた公演の1幕最後の階段落ちで、光一さんの足が少しグニャッとした気がして心配になりました。床に叩きつけられないように、いつも最後に足で階段を蹴るのですが、そのタイミングがもしかすると早かったのかな?いつもよりも少し高い位置から体の軸がブレて頭が下に行ったような気がしました。あまり体の心配をかけてくないのが光一さんでしょうが、ファンとしてはやはり少し心配になります。光一さん本当に気をつけて…!!


そして、少し飛ばして2幕の和解シーン。
先程「フクダは内に秘めた優しさ」があると言いましたが、そのフクダが初めて感情的に言うのが「光一は暴走なんてしてなかった!!!」から始まる台詞。フクダに感じるのはどうしてもどこかコウイチ寄りであるということ。きっと一番の理解者なんだろうと思います。でも、ヤラのこともちゃんと心配しているフクダが2人を引き離さないために必死に繋ぎ止める思いで叫ぶ。ここ切ないよね~~~~というただの個人の感情。

前回書かなかったことで、今回気になったのはこれくらいです。
残りのSHOCKも、大いに期待して楽しみたいと思います。

*1:2014年MコンMCで披露された絡み芸

*2:岸優太くんを「岸くん」、岸孝良くんを「孝良くん」とする

*3:2005年以降(2004年までのSHOCKではなく)Endless SHOCKの殺陣